この記事を読んでほしい方
・ゴルフ中に脇腹が痛い・違和感がある
・痛みをだましだましゴルフを続けている
・レッスンを受けているが
体の使い方が不安な方
はじめに
「ゴルフで脇腹が痛い」
この症状を放置した結果
肋骨骨折だったという方が
実際にクリニックに来院されました。
理学療法士として
この事例を多くの方に知っていただき
同じような方が一人でも減ってほしい
という思いでこの記事を書きました。
実際の症例
【患者さんのプロフィール】
・50代男性
・約10年ぶりにゴルフを再開
・再開後すぐにレッスンに通い始める
・1ヶ月ほど熱心に練習
【最初の異変】
レッスン中から
脇腹に痛み・違和感を感じていました。
レッスンの中で
「とにかく体を回してください」
という指導のもと
練習に励んでいました。
本人も:
「自分なりに心配な部分もありましたが
練習を続けてしまいました」
とおっしゃっていました。
【運命のラウンド当日】
レッスンを1ヶ月続けた後
いよいよ再開後初のラウンドへ。
1番ホール、ティーグラウンド。
渾身のドライバーショット。
その瞬間
脇腹に激しい痛みが走りました。
それでも
「せっかくのラウンドだから」と
ハーフショットでなんとか回りきりました。
【翌日から激痛】
翌日から痛みは激化。
数週間後にクリニックへ来院。
レントゲンを撮った結果:
肋骨骨折
と診断されました。
なぜ肋骨骨折が起きたのか
理学療法士として分析すると
以下のことが考えられます。
【① 10年ぶりの再開による
筋力・柔軟性の低下】
長いブランクの間に
体の柔軟性・筋力が落ちていました。
特にゴルフスイングに必要な:
・胸椎の回旋
・肋骨周囲の筋肉の柔軟性
・体幹の安定性
これらが低下した状態で
無理な回旋動作を繰り返したことが
骨折につながったと考えられます。
【② 痛みのサインを無視した】
体は必ず「警告サイン」を出します。
脇腹の痛み・違和感は
まさにその警告でした。
痛みがあるときは
無理をせず専門家に相談することが
大切です。
【③ スイングの専門家と
体の専門家は別】
レッスンコーチはスイング技術の
素晴らしい専門家です。
ただし専門領域が異なるため
体の異常やケガのリスク判断は
医療専門家の領域になります。
これはどちらが悪いということではなく
専門領域の違いです。
だからこそ:
・スイングの悩み → レッスンコーチへ
・体の痛み・違和感 → 医療専門家へ
この使い分けが
ケガを防ぐ最大のポイントです。
この症例から学ぶこと
【① 痛み・違和感は絶対に無視しない】
ゴルフ中に痛みや違和感が出たら
その日のプレーをやめることを
強くおすすめします。
「ゴルフだから多少の痛みは仕方ない」
は大きな間違いです。
【② ブランク後の再開は特に注意】
長期ブランク後は
体の柔軟性・筋力が低下しています。
いきなり全力でスイングせず
段階的に体を慣らしていくことが大切です。
【③ 体の異変はスポーツ整形外科・
理学療法士に相談する】
少しでも不安があれば
早めに専門家に相談してください。
早期発見・早期対処が
大きなケガを防ぐ最善策です。
ゴルフで脇腹が痛い時の
チェックリスト
以下に当てはまる方は
すぐに専門家に相談してください:
⚠️ スイング時に脇腹が痛い
⚠️ 深呼吸すると脇腹が痛い
⚠️ 体をひねると痛みがある
⚠️ 痛みが1週間以上続いている
⚠️ 打った瞬間に激痛が走った
これらの症状がある場合
肋骨・肋軟骨のケガの可能性があります。
必ず医療機関を受診してください。
ゴルフ再開時に気をつけること
【ブランク明けのおすすめルーティン】
① 最初の1週間はアプローチのみ
→ 体への負荷を最小限に
② 胸椎・肋骨周囲のストレッチを毎日
→ 柔軟性を取り戻してからスイング
③ フルスイングは2週間後から
→ 段階的に負荷を上げる
④ 痛みが出たらすぐに中止
→ 我慢は厳禁
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最後に
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体を壊してほしくない」
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この記事を書いた人:まる
理学療法士
EAGPT認定ゴルフフィジオトレーナー
EAGPT認定ゴルフフィジオセラピスト
POLESTAR Pilates認定インストラクター(Mat)
PHI Pilates認定インストラクター(Reformer)
ゴルフ歴2年・ベストスコア81
勤務先:東京・代官山
スポーツ整形外科クリニック:Dr.KAKUKOスポーツクリニック
Instagram:@kazato_maru

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